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ちょっとテーマと違うけれど

僕が虐待について思う事は
「建前と本音が違う」ということ。
社会が被虐待児を本当に受け入れるなら、
もっとadoptedを増やすべきだし、
もっと児童養護施設の児童も大学進学することを認めるべきだし、
もっと、積極的に親権を剥奪するべきだ。


「ハラスメント」の問題と違って、被虐待児にはレッテルが貼られている。心理的だったり経済的なケアをする仕組みを作り、レッテルを自信を持って剥がすことが必要なのだ。
 

www.asahi.com

 
まず、これを見て欲しい。
 
虐待の通報件数が急激に増加している。
でも、虐待の実数が増えた訳ではなくて、むしろ実際は「通報で明るみになる件数が増えた」のが理由らしい。
特に、インターネットや報道で情報拡散が進んだ事で、『そういった行為も「虐待」なんだよ』っていう認識が広まったから、と言われている。
それまで認知が低かった「心理的虐待」が特に増加しているのも、同じ理由だろう。
 
 
「刃物を突きつけ暴言を浴びせたなどとして、暴力行為等処罰法を実父母計10人に適用した」
 
 
っていうのも、これが虐待だって思っているかどうか、家庭によって異なるんだなぁと本当に思う。
 
僕も「包丁」の経験がある。
記事にあるグラフの始まりの、2006年だった。
「包丁」を突きつけられたその頃は「itと呼ばれた子」という小説が流行っていて、少なくない数のクラスメートの女子が休み時間に読んでいた。なんとなく内容を聞いていた僕は、その小説くらいの状態が虐待なんだと思っていた。アンモニアで喉を焼かれたり、本当にナイフで刺されたり。
でも、五十歩百歩だったのかな、と今更ながら思う。
 
こんなこともあった。
喚き叫ぶ声が漏れていたのだろうか、
マンションの廊下で近くのおばさんから「ちゃんとご両親のいうことを聞かないとダメよ」と言われた。
そういえば、ちょうど「キレる若者」なんて言葉も流行っていた時期だ。
でも、そのおばさんは本当ならば「189」にダイヤルをするべきだったんだ。


ちなみに、虐待を見た市民には通報義務がある。
 
最近、制度は変わりつつあるけれども、まだまだ本気度が足りない。
それに、被虐待児が心身を壊すことによる人的資本の損失は大きいから、セーフティネットで彼らを早くすくい上げる方が効率的でもあるはずだ。
 
日本がもっと子どもたちが生きやすい国になることを祈って。